大背教

イエス・キリストの死後,邪悪な人々は使徒たちを殺害しました。その結果,キリストの教会を導き,神からの啓示を受けるための神権の権能が失われました。

イエス・キリストの死後,邪悪な人々は多くの教会員を迫害し,殺しました。他の教会員はイエス・キリストと使徒たちが教えた原則から離れていきました。使徒たちは殺され,教会にかかわる導きと啓示を受けるための鍵を含む神権の権能が地上から取り去られました。(2テサロニケ2:1-3)教会が神権の権能と啓示によって導かれなくなったため,教会の教えの中に徐々に誤りが入り込んできました。善良な人々と真理の多くは引き続き存在しましたが,イエス・キリストが築かれた福音は失われ,その結果,大背教と呼ばれる時代が起こりました。

大背教の結果,相容れない教えを説く様々な教会が設立されました。完全な福音と神権の権能がないので,人々は人間の知恵に頼って{13}聖文{14}を解釈し,イエス・キリストの福音の原則と儀式を理解しようとしました。偽りの考えが真理として教えられ,父なる神,イエス・キリスト,そして聖霊についての真の特質と本質に関する知識の多くが失われました。イエス・キリストを信じる信仰,悔い改め, バプテスマ,聖霊の賜物に関する教義はゆがめられるか,忘れ去られました。キリストの福音が変えられたうえ,人々は前の世代から大きな影響を受けたため,背教は世代から世代へと続いていきました。儀式や教義が変えられたり失われたりしていることを知り,所属する教会を改革しようとしたマルチン・ルターやジョン・カルビンなど霊感を受けた人もいました。しかし神権の権能がなかったため,キリストの福音を元の状態に戻すことはできませんでした

霊的な暗闇は何世紀も続き,真理の回復が必要でした。そしてイエス・キリストの福音は,天の御父の指示の下で,預言者ジョセフ・スミスを通して回復されたのです。神は御自身の子供たちから二度と福音を取り去られないと約束されています。