教会で奉仕する

バプテスマを受け,新しく末日聖徒イエス・キリスト教会の教会員になった人は,ほどなくすると神権指導者から責任を受けます。これは祝福です。責任とは教会を支えるための機会で,召しとも言われています。教会での働きはすべてボランティアで行われており,金銭による報酬を受ける人はいません。

奉仕の機会は,教会員にとって偉大な祝福の一つです。愛を込めて人に仕えることは神に仕えることだからです。教会員となる人はバプテスマの際,ほかの人の肉体的,霊的な必要を理解し,奉仕することを聖約します(モーサヤ18:8-10)。バプテスマを受けた後は,ほかの人の必要を満たすために,可能な範囲であらゆる方法を使い,時間,才能,そのほか自分の持っているものをささげます。そのようにすることで,教会員は,仕えるために地上においでになった救い主の模範に従っているのです。

バプテスマを受け,新しく末日聖徒イエス・キリスト教会の会員になった人は,ほどなくすると神権指導者から責任を受けます。これは祝福です。責任とは教会を支えるための機会で,召しとも言われています。教会での働きはすべてボランティアで行われており,金銭による報酬を受ける人はいません。召しを受け入れると,その会員が新しい召しを受けたことを他の会員が知り,助けを与えることができるよう,他の会員たちの前で,新しい召しを受けることについて支持が取られます。その後,一人の神権指導者が,召しを受ける人の頭の上に手を置いてその責任に任命し,召しを果たせるよう特別な祝福を与えます。

様々な召しがあるため,教会は会員一人一人の才能と能力を必要としています。神の王国を確立するうえで,重要でない召しはありません。教会員は召しを受け入れ,熱心に奉仕ながら自分の務めを学び,義務を果たすよう期待されています。奉仕をしながら,教会員は信仰を強め,新しい才能を伸ばし,さらに優れた自身の能力を見出しています。そしてさらに多くの祝福を受けるのです。

教会員となり,ふさわしい生活を送るすべての男性は,神権の聖任を受けられるようになります。神権を受けて神権者となると,ホームティーチャーという割り当てを受けることができます。これは,少なくとも月に一度,割り当てられた会員の家族を訪問するという責任です。ホームティーチャーは福音を教え,両親を助け,友情をはぐくみます。また,家族が神殿で聖約を交わす備えをし,交わした聖約を守れるよう助けます。扶助協会の女性にも似たような責任があり,彼女たちは家庭訪問教師として成人の女性を毎月訪問しています。

昔の預言者は,バプテスマを受ける人は,「重荷が軽くなるように,互いに重荷を負い合うことを望み,また,悲しむ者とともに悲しみ,慰めの要る者を慰めることを望〔むように〕」と教えました(モーサヤ18:8-9)。教会員はこの言葉に従うよう努力しています。奉仕をしながら互いの重荷を分け合うことで,教会員は学び,成長し,愛を示しあっているのです。

末日聖徒イエス・キリスト教会に加入し,神権を受けるうえで人種上の制限はありません。教会の公式の宣にはこうあります。「教会の忠実なふさわしい男性〔は〕皆,聖なる神権を……受けることができ〔る〕……」(教義と聖約,公式の宣言二,396)。 

教会の前大管長ゴードン・B・ヒンクレーは,ワシントンDCのナショナルプレスクラブで話した際,この原則を再度確認し,次のように述べました。「多くの人が力を合わせれば仕事が楽になる,という古い格言が真実であるとわたしたちは信じています。神権はごく普通の会員に授けられます。ふさわしい男性は,だれでもこの神権を受ける資格を持っているのです。」

女性たちは教会の初期の時代から,回復されたイエス・キリストの福音を世界にもたらすために力を尽くしてきました。彼女たちは,力,勇気,神への信仰をもって教会に貢献し続けています。また,指導的な立場に立ち,指導者の集まる評議会に参加し,教会の礼拝行事で定期的に教え,祈っています。さらに,忠実な女性たちは世界中で福音を教え,自分の地域だけでなく,海外でも人々の苦痛を和らげるために尽力しています。   

世界規模で運営されている,教会の女性の組織には次のようなものがあります。

  • 扶助協会――世界中に400万人以上の会員を擁する,世界最大の女性の組織です。
  • 若い女性――12歳から18歳までの若い女性のための組織です。
  • 初等教会――1歳半から12歳までの子供を教えるための組織です。

これらの組織はそれぞれの地元の教会にもあります。これらの組織で女性は召しを受けて,組織内の会員の必要を満たすよう奉仕するほか,教師や委員会のメンバーを指導しています。

女性は,教師や委員会のメンバーを指導しています。また,以下をはじめとする多くの責任を果たしています――教師,宣教師,集会所図書委員,音楽ディレクター,神殿ワーカー,活動委員長。奉仕の機会はほぼ無限に存在します。救い主は,御自身の羊を養うよう弟子たちに命じられました(ヨハネ21:16-17)。教会の女性と男性は,協力し合うことで,救い主のこの呼びかけに真にこたえることができるのです.