
第65回「regret(後悔)」
これまでの子育てで、わたしが後悔していることベスト3。
⚫︎さあ寝よう!とすると、必ず、布団の中で幼稚園前の次男がおしゃべりを始め、それを聞いてあげなかったこと。
⚫︎「これおもしろいよ!読んで!」と、小学生だった長女が図書室から借りてきてくれた本を、読まなかったこと。
⚫︎長男が小6の時、「一生のお願い!」と頼まれたのに、一緒に寝てあげなかったこと。
もっともっと大きな失敗が沢山あるのだけれど、後悔すること、と言えば、真っ先にこの3つが浮かびます。
小さなことだから余計に、かもしれません。
こんな簡単なこと、こんなちょっとしたことを、どうして してあげなかったんだろう、と。
少し耳を傾けるだけ、少し時間を取るだけ、少し寄り添うだけでよかったのに。
他にすることがあるから早く寝せたいとか、忙しいから読む時間がないとか、甘やかすことになりはしないかと心配、だとか。
…
それぞれの子どもたちに聞いてみると、
え?そんなことあったっけ?と、誰も覚えていません。
でも、わたしは覚えていて、
あ~あ、かわいそうなことしたなあ… 悪かったなあ… と思い返すのです。
後悔の気持ちって、消えないのかな?
…
でも、
消えないからこそ、気をつけることができた。
同じことを繰り返すまい、と思うことができた。
それは、きっと、 いいこと。
それに、
記憶は今でも消えないけれど、心の痛みは、前より薄らいでる。
これが癒しなのかしら。
子どもたちは愛おしい。
愛おしくてたまらない。
それなのに、
その愛おしい子どもに優しくできない自分を責める。
落ち込む。後悔する。
子育て中の そんな娘たちの姿に、昔の自分が重なります。
みんな同じ。
みんな通る道だよ。
失敗しながら、
後悔しながら、学んでいく。
後悔はきっと、わたしたちに必要な道しるべなのかもしれないね。
がんばれ!(^ν^)💕
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