信子母さんのエッセイ第59回「lemonade(レモネード)」

第59回「lemonade(レモネード)」

随分前に、日本の戦時中を描いたテレビドラマを見ました。
その中で、『足らぬ足らぬは工夫が足らぬ』というポスターの『工』の文字を塗りつぶして、『足らぬ足らぬは夫が足らぬ』としたり、『贅沢は敵だ』に一字加えて『贅沢は素敵だ』に書き換える女性たちがいました。
夫や父や兄弟たちを戦争にとられ、大変な窮乏を強いられていた女性たちが、書き換えたポスターの前で、声を上げて笑っているのです。
ドラマの内容は忘れましたが、その場面だけはずっと心に残っています。
苦しいことから抜け出すことは出来なくても、見方を変えて笑い飛ばす。工夫して乗り切る。
本当に女性は強いなあ!と、心から思いましたし、こんなふうに生きたいなあ、とも思いました。

それから何年も経ってから、カーネギーの『幸福を見つける方法。それは、自分の気の持ち方を工夫すること』という言葉を知りました。
あ、あの時のドラマと同じだ!
さらに、カーネギーの別の言葉も知りました。『人生が君にレモンをくれたなら、レモネードを作りなさい』。
どんなに酸っぱいレモンも、工夫次第で甘くて美味しいレモネードになる、というこの言葉が わたしはとても好きです。

先日、教会で 食料貯蔵の集会があった際、”レモネードの粉”を持ってきている人がいました。お水かお湯を注ぐと、甘酸っぱいレモネードになるのだそうです。
彼女は言いました。
「苦しい時には甘いものが必要です」と。

なるほど!
早速わたしも買ってきましたよ!粉末レモネード。(^ν^)

そして、食料貯蔵品収納箱に こんなカードも入れておきました。

“When life gives you lemons, make lemonade.” Dale Carnegie

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