信子母さんのエッセイ第34回「結んだ実」

花井長老、

(注:教会では宣教師のことを男性は長老、女性は姉妹と呼んでいます)

43年前、
山の上にあった長崎の教会で、
あなたが福音を伝えた19歳の女の子を、
覚えていますか?

1974年6月30日。
あの日、女の子は、
初めて訪れた教会で、
あなたが語る神様の話を、おとぎ話みたいだなぁ、と思いながら聞いていました。

でも、
あなたからもらったモルモン書を読み、祈り、教会の教えを学んでいるうちに、女の子は確信しました。
“神様って、本当にいるんだ!” と。

1975年5月24日。
二十歳の誕生日に、女の子はバプテスマを受けました。

短大卒業後 熊本に帰ってからも
休むことなく教会に集ったのは、
教会が大好きだったからです。

女の子は教会で様々な経験をし、沢山の良い友人を得、素敵な恋をして、
1983年10月20日。
東京神殿で結婚し、
やがて、
10人の子どものお母さんになりました。

10人の子どもたちのうち、
大きい5人は宣教師として伝道に行き、
帰還後4人は神殿結婚をし、
他の子どもたちも伝道の準備をしています。

あなたが福音を伝えた19歳の女の子は、
今や、10人の子どもの母親で、7人の孫のおばあちゃんです。

そして彼女は、62歳になった今も
愛する夫や子どもたちと共に、
元気に教会に通い続けています。
教会が大好きだからです。

花井長老、
43年前、想像できましたか?
あなたが福音を伝えた1人の女の子のこの幸せな未来を。

花井長老、
あなたは、彼女のバプテスマを見ていないけれど、
あなたが撒いた幸せの種は、
こんなふうに 大きく 実を結んでいます!

そして、その実は、
これからもさらに増え、もっと広がっていくことでしょう。

 

花井長老、
宣教師になって、長崎に来てくださってありがとう!
43年前のあの日、
わたしに、神様はいます、と教えてくださってありがとう!

本当にありがとう!!

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コメント

    • 白川 えり子
    • 2018年 1月 29日

    今、友人が、家族に優しくなれるよう、変わりたいという望みから、宣教師さんと会い始めました。本当に、彼らの働きは、私たちだけではなく、子孫にまで渡って、永遠に続く幸せを運んでくれる、真の証人です。私や家族、友人、そして大好きな故郷の人々にまで、幸せを伝え続ける福音が、私の生活すべてにわたって、祝福となっていることを、証します。宣教師を、私も心から尊敬しています。彼らと共に歩むとき、必ずや、誰かが将来、永遠の幸せにたどり着くための、種まきをしていると感じられるので、伝道が大きな喜びです。

    • 花井 達男
    • 2018年 1月 29日

    名古屋東S刈谷W の教会員から花井兄弟はどこで伝道しましたかと聞かれ西部伝道部(当時は広島から沖縄のエリア)
    長崎Wは私の最後の伝道地です。教会は高い所にありましたので、歩くのが大変ですが、教会からの夜景は奇麗でした。
    このメールを紹介されてびっくりしています。まさしく花井長老は私の事であるとわかりました。
    感謝される事はないですが、このメールに感謝してます。一度お会いできれば良いですね。
     花井兄弟

    • 萩原美雪
    • 2018年 1月 30日

    こんにちは。はじめてコメントいたします。
    岸姉妹のエッセイ(о´∀`о)
    いつも楽しみに読ませていただいている者です。
    心があたたかく幸せな気持ちになります。
    ありがとうございます!

    「結んだ実」のエッセイを見た時は驚きました。
    花井長老、父の名前だったからです。
    そして、すごく嬉しくなりました。

    これからもっと福音を
    まわりの人に伝えたいなと思います。

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